ニュージーランドと猫のバリー

New Zealandでの生活の記録😺

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Wildlifeの持ち込みダメ絶対!きれいな貝が$600の罰金に、、

こんにちは!

今日はこんなニュースを見ました。これから旅行を計画している方も多いかと思いますので注意喚起も含めてのシェアです。

 

www.nzherald.co.nz

 

 

貝殻の写真

(ニュース本文訳)

クックアイランドからニュージーランドへ帰国した旅行者が保護対象の貝殻を申請なしで持ち込んだことで$600の罰金になりました。バスルームのオーナメントとして飾る予定だったとのことです。

パシフィックの国も国境が開き始めているということもあり、現地の宝や保護対象のものを持ち帰らないようにと声掛けを増やしています。

クックアイランドから帰国したこの旅行者はビーチで拾った6つの大きな貝殻を申請しなかったようです。

貝殻はTridacna Maxima(日本語ではシラナミ、シラナミガイ)という種類で、7−10センチのものでトータル1.37kg分だったということです。

しかしこの貝は国際貿易によっておびやかされています。

別なケースでは、先月Fijiから帰国した旅行者が石サンゴを家の水槽にいれるためにと持ち帰りました。しかし、すべての石サンゴは、産地に関係なく「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」で保護されています。

両ケースとも$600の罰金が課せられました。

Department of ConservationのスポークスマンであるClinton Turner氏はコメントで下記のことが大事だと話しました。

- 旅行に行ったときに記念に持ち帰りたくなる気持ちはわかるが、それがWildlifeに関するものであればルールを確認すること。

- 荷物の中身を把握し、税関で正直に申請すること。

 

きれいな青色の海と白い砂浜

ここからは私の感想になります。

NZではビーチで流木を拾ってきてアートや家のオーナメントにする人も見かけます。私自身もビーチできれいな貝殻を見つけては友達と誰が一番遠くまで投げられるかなどしたこともあります。その場でビーチにあがっている貝殻や流木を多少見つけてなにかビーチの砂のうえにアートをつくったりするのは問題ないかと思いますし、実際多くのひとがそのようにしてビーチでの時間を楽しんでいると思います。ですが、特に貴重な貝やサンゴ家に持ち帰るまたは生きている貝やサンゴを拾ったり、木や植物を折ったりするのは、たとえ国内でも許されないですよね。そしてそれが国外となれば、その国ごとのルールも加わってきますし、その国の資産を取るのと同じことになるのでなおさらのことです。

また、NZで私が好きなBoarder Securityという空港での貨物や手荷物のチェックをする番組があるのですが、そこでもよく食べ物以外にもチェックで引っかかっている場合があります。それは自然のもの、生き物、植物、種、毛皮などの生き物由来のものです。これらは基本的には持ち込み不可な場合が多いです。これはNZの生態系を守るためにNZが厳しいルールを設けているためです。ものによってはまれにOKになる場合がありますがその場合も適切な処理がされていない場合はNZで熱処理を行う必要があります。

個人で勝手に拾ったりするものにはバクテリアや虫などがいる可能性がありますよね。上記のニュースのようなWildlifeを持ち帰らない、ということはその旅行した土地に対してのリスペクトを欠くだけでなく、自分がそれを持ち帰る国に対してもリスクになるという点も理解しておきたいですね。

これから国境が開いて旅行をする人も多いと思うので各地でのルールは確認して自然を大切にして、最後まで楽しい旅行にしたいですね✈

Thanks for reading!

Ngā mihi

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